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“最優秀賞”受賞の牧場でいただく、本格フレンチとみるくアイスクリーム

大分県の中央部、由布岳の北側に広がる塚原高原。その塚原地区の竹内牧場内にある「みるく村 レ・ビラージュ」は、家族経営らしい温かな雰囲気がありながら、本格的なフレンチ料理が楽しめるレストランだ。

一番人気の食事メニューは「国産和牛ビーフシチュー」。デミグラスソースは使わず、肉と野菜と赤ワインだけで3時間煮込んでいるといい、素材の旨みをギュッと濃縮した一皿だ。ランチに訪れると、和牛を使ったサンドイッチ「モーモードック」などの軽食メニューのほか、「国産和牛ヒレステーキ」、「仔羊の骨付きステーキ」や「国産牛ホホ肉の赤ワイン煮」といったボリュームたっぷりの料理も味わえる(しかもカップスープやサラダ、アイスクリーム、パンまでついてくる!)。

オーナーの竹内良太さんは、旅館「由布院 玉の湯」やホテル「レゾネイトクラブ久住 メテオ」で修行を重ね、2009年4月に「みるく村 レ・ビラージュ」をオープン。「祖父、父、兄と3代にわたって牧場を経営していて。この場所もかつて父が焼肉レストランをやっていた場所なんです」と竹内さんは言う。

実は竹内牧場は、九州生乳販売農業協同組合連合会の「生乳品質共励会」で最優秀賞を受賞するほどの“実力派”。ホルスタインを中心に100頭ほどを飼っているが、おいしい牛乳を作るために、1頭1頭体調に合わせて飼料を変えているというから驚きだ。他の酪農家2戸の牛乳も合わせた「ゆふいんの薫り」というブランドで一般発売しているが、牧場内にある「みるく村 レ・ビラージュ」では竹内牧場だけの新鮮な牛乳を飲むことができ、ホットミルクはまるで砂糖を入れたかのような甘さ!「牛乳が苦手で……」という取材メンバーも「これなら飲める」と話していた。

そんな竹内牧場の新鮮なミルクを使った、手作りアイスクリームも人気で、このアイスクリームを目当てに店にやってくる人も多いのだとか。1段目には父・正敏さんの代から伝わるレシピで作っている「みるくアイスクリーム」があり、2段目には「抹茶」や「かぼちゃ」、「ココアクッキー」、「いちじく」といった好みのフレーバーのアイスクリームをチョイスできる。季節によって味がわかるというから、何度でも来たくなった。

■みるく村 レ・ビラージュ

住所:大分県由布市湯布院町塚原609-59

電話番号:0977-84-5020

営業時間:11時30分〜17時

定休日:水曜日 ※冬期(1、2月)は火・水曜日(祝日の場合は変更あり)

https://milkmura-lv.com/