プロ金継ぎ師と教室の生徒が共に展示する新しいスタイルの「つぐつぐ金継ぎ作品展2024」が、2024年9月15日(日)から22日(日)まで、東京・恵比寿の工房親 CHIKAにて開催されます。漆を使った本物の金継ぎを見て楽しみ、学び、購入ができる、入場無料の作品展です。
「つぐつぐ金継ぎ作品展」企画の経緯
日本の侘び寂びの精神から生まれて、現在はSDGs目標12「つくる責任 つかう責任」に貢献するともいわれ、その芸術性・独自性から海外からも大きな注目を浴びている「金継ぎ」。器に金のラインが入ったデザインの美しさがインスタグラムでも拡散され、若い層にも認知度が高まりブームとなりました。東京金継ぎ教室つぐつぐは、「金継ぎで世界を感動させる(Kintsugi to Move the World)」をミッションに活動している、ユニークな伝統技術の会社です。
つぐつぐは2024年で創業5年目。東京・恵比寿店と浅草店の2店舗で週10講座以上の金継ぎ教室を開催し、毎日たくさんのお客様が割れた器を金継ぎ修理しています。今回初めてとなる作品展を企画した理由は、昨年行った金継ぎ教室の生徒へのアンケートにて「他の生徒や先生、プロ金継ぎ師の作品がみたい」という要望が多く寄せられたからなのだそう。この作品展をとおして、金継ぎ教室の生徒・家族・友人や関係者だけでなく、国境も年齢も性別も超えてたくさんの方に金継ぎの魅力を知ってもらえる機会にしたいと考えているそうです。
つぐつぐ金継ぎ作品展に参加するメリット
「つぐつぐ金継ぎ作品展」の出展者となるのは、つぐつぐの金継ぎ教室の生徒と講師陣(プロ金継ぎ師)、そしてつぐつぐと親交の深い漆芸の職人の方々です。
生徒の皆さんにとっては、これまで時間と労力をかけて制作してきた作品を家族・友人に披露し、広く知ってもらえるチャンスとなります。また、同じ教室に通う他の生徒の金継ぎ作品を見ることで、今後の金継ぎ制作のインスピレーション・金継ぎ技術向上のモチベーションを上げたり、プロ金継ぎ師として活躍する講師陣や漆芸歴の長い職人による作品も展示を見ることで、様々な技法に触れたりと、金継ぎ制作活動の励みになる場を準備しているとのこと。さらに、つぐつぐには国内外から毎日たくさんの方が「本物の金継ぎ器を購入したい」と訪れるので、希望する生徒のみ、自分が制作した金継ぎ器の販売にも挑戦することができるそうです。
「つぐつぐ金継ぎ作品展」は観覧無料
無料でたくさんの金継ぎを見て楽しめるこの機会にぜひ、金継ぎの世界に触れてみてはいかがでしょうか。
また、会場では金継ぎ以外の漆芸作品も展示しています。この作品展をきっかけに、漆をもっと身近に感じ、漆芸の魅力を感じてみるのもよいかもしれません。
「つぐつぐ金継ぎ作品展2024」
日程:2024年9月15日(日)、18日(水)、19日(木)、20日(金)、21日(土)、22日(日)の6日間(12時~18時、最終日のみ17時まで)
※最終日の22日(日)は打ち上げも行われます。
※16日(月)・17日(火)は会場の都合で閉館となります。
場所:工房親 CHIKA(東京都渋谷区恵比寿2-21-3)
https://www.kobochika.com/homepage/html/access.html
株式会社つぐつぐ
恵比寿本店:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿2-21-2 akikito apt. 1階
浅草店:〒111-0034 東京都台東区雷門1丁目1番2号1階
公式サイト:https://kintsugi-girl.com/
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/tsugutsugu_kintsugi/