
岩手県にある八幡平リゾートは、2025年2月から、リゾート内で使用するすべての電力を地元八幡平市内の地熱発電された電力を利用して運営していくことを発表しました。
八幡平リゾートとは
八幡平リゾートは、八幡平マウンテンホテルをベースに、冬は2つのスキー場、その他の季節はトレッキング、四季折々の山野草をはじめとする周囲の自然を活用したアクティビティを楽しむことができるオールシーズン型の滞在型リゾートです。


八幡平リゾートを取り囲む環境と地熱発電に取り組む経緯
十和田八幡平国立公園は青森県、秋田県から岩手県にまたがる日本有数の山岳国立公園です。その特徴は日本でも有数の火山地帯と多くの地熱発電所が集積している地熱地帯であり、地熱の恵みは宿泊者の疲れを癒す温泉や地熱発電であるため、八幡平市内には多くの地熱発電所があります。


これまで、八幡平マウンテンホテルで使用する電力は、地元八幡平市内の「松尾八幡平地熱発電所」で発電された電力を利用していたそうですが、2025年2月に八幡平市、地元金融機関3社、電力会社で構成される地域新電力会社「株式会社はちまんたいジオパワー」が設立されたことにより、八幡平マウンテンホテルだけではなくスキー場のリフトをはじめとした八幡平リゾート内の全電力を地元である八幡平市の自然由来の電力に転換することが決定しました。
「株式会社はちまんたいジオパワー」は地熱発電所の電源を核とする全国初の電力会社で、市内にある「松尾八幡平地熱発電所」および「安比地熱発電所」で創られた地熱電力を市内施設に供給し、脱炭素化を促進する、地産地消型の電力会社です。地熱発電は天然の蒸気を地下から取り出して発電用タービンで発電を行う仕組みのため、二酸化炭素の排出がほとんどないクリーンエネルギーで、持続可能な再生エネルギーとして注目されています。


昨今の温暖化が加速し、スキー場の降雪量の減少、ゲレンデオープンが遅くなっていく中で、温泉をはじめとする八幡平の自然の恵みを十分に生かした運営をする八幡平リゾートができることとして行動し、サスティナブルなリゾートを目指していくそうです。
八幡平リゾート 公式サイト:https://www.hachimantai.co.jp/
八幡平リゾートの地熱発電の詳細:https://www.hachimantai.co.jp/topics/27959