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1300年の奇跡を“感じて、楽しむ”
「正倉院 THE SHOW」東京・大阪で開催

正倉院の宝物が、最新のデジタル技術と、アートの融合によって蘇る

正倉院正倉 提供:宮内庁正倉院事務所

本展は、宮内庁正倉院事務所の全面監修のもと、2025年6月14日(土)から大阪歴史博物館、9月20日(土)から上野の森美術館で開催されます。1300年の時を超えて受け継がれてきた“奇跡の宝庫“正倉院 の宝物を、最先端のデジタル技術と融合させることで、これまでにない体験型の展示へと昇華させるという試みが本展の見どころです。

また、「愛 美 紡ぐ」 の3つの視点から、正倉院宝物が生み出した奇跡の物語を紐解いていきます。特に注目すべきは、宝物の精緻なデジタルアーカイブ化によって、深くその価値を体験できるという点。

宮内庁正倉院事務所とTOPPAN株式会社は、2019年から正倉院宝物のデジタルアーカイブ化に取り組んできたといいます。宝物を360度からスキャンした高精細な3Dデータ に演出を加えた映像を大スクリーンで上映。肉眼では捉えられないレベルの細部や質感をリアルに再現しているので、まるで宝物に直接触れているかのような没入感を味わえるのです。

さらに、宮内庁正倉院事務所が長年にわたり研究・製作を進めてきた「再現模造」を、映像・音楽・照明と融合させることで、かつてないダイナミックな演出を実現。伝統と最先端技術が交差する、新しい形の展示イベントです。

3Dデジタルデータ 木画紫檀碁局(もくがしたんのききょく) 撮影および計測:宮内庁正倉院事務所・TOPPAN株式会社

 

奇跡の宝庫“正倉院とは?

正倉院は、奈良時代から現代まで約1300年にわたり、9000点もの宝物を受け継いできた歴史的な収蔵庫。唐やペルシャ、インドからもたらされた異国情緒あふれる品々や、天平文化を象徴する工芸品が数多く収蔵されています。その保存状態の素晴らしさは世界的にも類を見ない奇跡と言われています。

 

篠原ともえさんなどアーティストによる「正倉院インスパイア新作」

本展のもう一つの大きな見どころは、「正倉院からインスピレーションを受けた新作」です。記者発表会では、本展のコラボレーションアーティストである篠原ともえさん(デザイナー・アーティスト)が登壇し、正倉院の宝物の色彩やデザインをモチーフにした新たな作品について語りました。

「歴史ある瞬間に立ち会えている感覚です。コラボレーションのお話をいただいた時は光栄でしたが、同時に緊張もありました。現在、チームを組んで製作を進めているので、ぜひ期待していてください。」

さらに、正倉院の宝物に触れることの意義については、
「正倉院には、歴史の背景を知り、古の職人たちの魂を感じることができる要素がたくさんあります。宝物と向き合うことでインスピレーションを受け、その価値を実感できると思います。創作を通じてどのような気持ちになるのか、今からとても楽しみです。」と語りました。

また、海外の方々や日本の若い世代に向けて、次のように語りました。
「この展覧会を通じて、正倉院の価値に触れてもらえる貴重な機会になると思います。海外の方々には、日本の美を体験してもらい、日本の若い世代には、日本の美の素晴らしさを再認識するきっかけにしてほしいです。」

最後に、他のコラボアーティストについても触れ、「このプロジェクトには、私だけでなく、他のコラボアーティスト陣も参加しており、チーム一丸となって取り組んでいます。正倉院の魅力と価値を、多くの方々にお届けできると思います。」と意気込みを語りました。

本展は、篠原さんのほかにも音楽プロデューサー・ベーシストの亀田誠治さん、写真家の瀧本幹也さん、陶芸家・絵付師の亀江道子さんもコラボレーションアーティストとして、正倉院からインスピレーションを受けて制作した新作を展示します。

本展のコラボレーションアーティストである 篠原ともえさん(デザイナー・アーティスト) が登壇

「正倉院 THE SHOW」は、なぜ今、開催されるのか?

正倉院の宝物は長い歴史を経て現代に受け継がれています。しかし、文化財の保存の観点から、実物を長期間公開することは難しく、多くの人にとって「遠い存在」となっていました。

本展では、デジタル技術を活用することで、宝物を「より身近に」「より詳細に」「より深く」感じられる展示を実現しました。
また、国内のみならず、海外の人々にも日本の美の本質を伝えることを目的としています。

「日本の伝統美を、次世代にどう伝えていくか?」
この問いに対する一つの答えとして、「正倉院 THE SHOW」は開催されます。まさに、「過去と現在が交差する」瞬間を体験できる貴重な機会となります。歴史の重みと、現代のクリエイティブが織りなす新たな体験を、ぜひ会場で楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

「正倉院 THE SHOW -感じる。いま、ここにある奇跡-」開催概要

<大阪会場>

展覧会名:特別展「正倉院 THE SHOW 一感じる。いま、ここにある奇跡一」

会場:大阪歴史博物館(大阪市中央区)

会期:2025年6月14日(土)~8月24日(日)

開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は閉館の30分前まで)

休館日:毎週火曜日(ただし、8月12日[火]は開館)

主催:大阪歴史博物館、「正倉院 THE SHOW」実行委員会(読売テレビ、読売新聞社、TOPPAN、角川メディアハウス)

監修:宮内庁正倉院事務所

 観覧料:

大人:2,000円(前売/団体:1,800円)

高校生・大学生:1,500円(前売/団体:1,300円)

小学生・中学生:1,000円(前売/団体:800円)

  • 団体は20名以上。
  • 未就学児、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料。
  • 大学生・高校生・中学生の方は学生証をご提示ください。
  • 大阪市内在住の65歳以上の方も有料です。
  • スマートフォンで視聴できる音声ガイドコンテンツを含む金額です。

販売場所:

・イープラスhttps://eplus.jp/shosoin-the-show/

・ローソンhttps://l-tike.com/shosoin-the-show/

・楽天トラベル観光体験https://experiences.travel.rakuten.co.jp/experiences/56045

・Rakuten Travel Experiences https://experiences.travel.rakuten.com/experiences/56045

※前売券は4月中旬に発売予定。グッズ付きなど企画チケットの販売も予定しています。

詳細は決まり次第、公式ウェブサイト等で発表。

<東京会場>

展覧会名:正倉院THE SHOW 一感じる、いま、ここにある奇跡ー

会場:上野の森美術館(東京都台東区)

会期:2025年9月20日(土)~11月9日(日)

主催:上野の森美術館、「正倉線THE SHOW」実行委員会(読売テレビ、読売新聞社、TOPPAN、角川メディアハウス)

監修:宮内庁正倉院事務所

※開館時間、休館日、観覧料などの詳細は、決まり次第公式ウェブサイト等にてお知らせします。

公式ウェブサイト:https://shosoin-the-show.jp/

本展チラシビジュアル