北海道から沖縄まで、全国各地で独自の風味を楽しめる、と近年注目の「ご当地サイダー」。
その土地ならではの素材を使ったご当地サイダーには、地元の魅力がぎゅっと詰まっています。旅の思い出として飲んだり、お土産にするのもおすすめです。
今回は、福井県のロングセラー「ローヤルさわやか」を紹介します。
福井のロングセラー「ローヤルさわやか」誕生から40年以上愛される懐かしの味
福井県で生まれ、県民が子どものころから愛し続けているロングセラー「ローヤルさわやか」。1978年の発売以来、その懐かしい味わいとやみつきになる優しく甘い口あたりで多くの人々の心を掴んできました。
「ローヤルさわやか」とは
「ローヤルさわやか」は、1978年に福井県内の人々に愛される地元飲料として誕生しました。生産しているのは、「北陸ローヤルボトリング協業組合」。
昭和44年(1969年)に発足したこの組合は、クリームソーダ、ラムネ、ハイパンチ、ローヤルなどの飲料を手がけてきたそうです。昭和50年代後半に「さわやか」を自社開発し、ヒット商品となりました。
今では県民が普段から手に取ってもらえるほど生活に根付いたメロンサイダーとなっています。ちなみに、「ローヤルさわやか」で親しまれているものの、実は正式名称は「さわやかメロン」。
実飲してみると、微炭酸で、ほんのり甘く、優しい味わい。
昔ながらのメロンソーダで、まさに「さわやか」と言える喉越しです。
一度飲むと、どこか懐かしく、思わず笑顔になるような感覚を覚えるのは、このサイダーならではの魅力です。
アイスを入れてクリームソーダ、焼酎を入れてメロン酎ハイがおすすめとのことですが、今回はクリームソーダにしてみました。
相性はもちろん抜群!バニラの甘味とさわやかな微炭酸が最高のハーモニーに。
お土産にもおすすめ
「ローヤルさわやか」は、福井のお土産としても人気があり、オンラインストアでも購入可能です。地元の味を気軽に楽しめるので、福井にゆかりのある人への贈り物や、昭和レトロな雰囲気を楽しみたい方にもぴったりです。
もし福井を訪れるなら、「ローヤルさわやか」で喉を潤してみてはいかがでしょう。ちなみに、ゼロカロリー版や、シャンメリー、グレープ、レモンなど、他の味も豊富にあります。県内のスーパー、コンビニ、道の駅で手に入ります。
ご当地サイダーは、各地の特長や風土が反映された特別な飲み物。旅先で飲むと、いつもの炭酸飲料が何倍もおいしく感じるはず。お土産としても喜ばれるので、旅の思い出にぜひ一つ持ち帰ってみてください。
飲むことでその土地の魅力を再発見する、素敵な旅になること間違いなしです。