春を告げる開花情報が気になる時期がやってきました。夜はまだ少し肌寒さもありますが、日中は穏やかな心地よさがあり、週末はお出掛けする人も多いのではないでしょうか。
今週末、3月16日(土)・17日(日)には東海エリア最大級のクラフトフェアが岐阜県可児市で開催されます。
1300年の伝統と歴史のある東美濃
岐阜県美濃の東部エリアに位置する東美濃地区(多治見市・土岐市・瑞浪市・恵那市・中津川市・可児市・御嵩町)は、美濃焼が有名で昔から窯業が盛んな地域が多く、土岐市は陶磁器生産量日本一を誇ります。
美濃焼の歴史は古く、1300年前の奈良時代まで遡ります。伝統を継承しながらも新風を吹き込み、自由で多彩な作風が特徴。人々を魅了し多くの窯元・陶芸作家を今なお生み出しています。
そんな、歴史ある東美濃地域で4年かけて巡回開催しているイベントがこの「CERAMIC VALLEY CRAFT CAMP」。
瑞浪・土岐・可児・多治見。
4年間かけて開催する地域最大級の移動型クラフトフェア
産地と地域を活性化する取り組みに携わるセラミックバレー協議会が2022年から開催している「CERAMIC VALLEY CRAFT CAMP」は、瑞浪市、土岐市、可児市、多治見市を巡回しながら開催しており、3回目の今年は、可児市で開催。可児市は、2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公・明智光秀の生誕地としても有名な地です。
今回3回目の「CERAMIC VALLEY CRAFT CAMP可児」は、300組を超えるブースが並ぶ予定だそうです。東海地方を中心に、日本全国から陶芸、木工、雑貨以外にもカレーやクラフトビールなどの飲食、ろくろやタイル貼り体験ができるワークショップ、ライブ、トークショーがあり見どころがたくさんあるとのこと。
2022年の瑞浪市での開催は来場者約10,000人・出店者約150組、2023年の土岐市での開催は来場者約17,000人・出店者約250組と大好評だった「CERAMIC VALLEY CRAFT CAMP」。
今年も出店者300組を超え盛り上がりを見せる、岐阜県東美濃・地域最大級クラフトフェア。さまざまな作家や作り手に直接出会えるのもイベントの魅力の一つです。
今週末は、岐阜県可児市でやきものの文化を味わい体験しに出掛けてみてはいかがですか。
CERAMIC VALLEY CRAFT CAMP Vol.3 (通称:CCC可児) 開催概要
開催日時:2024年3月16日(土)11:00-17:00/17日(日)10:00-16:00
会場:トイファクトリーの丘
住所:岐阜県可児市羽崎1269-38(屋外会場、雨天開催、荒天中止)
・入場無料
公式サイト:https://ccc-mino.com/