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「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」夏限定メニューを期間限定で提供
青森の風土と歴史が紡ぎ出す料理を渓流の景色とともに味わう

奥入瀬(おいらせ)渓流沿いに建つ唯一のリゾートホテル「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」では、2024年7月10日(水)から10月1日(火)まで、フレンチレストラン「Sonore(ソノール)」にて、夏限定メニューを提供します。

今夏のコースでは、旬を迎える雲丹や鮑を味わう「いちご煮」や、爽やかなハーブと烏賊の香ばしさが広がる「イガメンチ」など、地域で受け継がれる郷土食と夏の味覚をフランス料理の調理技法を用いて昇華した一皿を提供。青森の風土と歴史が紡ぎ出す9品の料理を渓流の景色とともに味わう、この場所ならではの特別なコース料理となっています。

<夏限定メニューの一例>

■アペリティフ

奥入瀬渓流の流れから着想を得た青磁色の器を設え、総料理長・簑原諒氏(以下、簑原氏)の精緻で繊細な技術が光る、5つのアミューズを提供します。夏限定メニューでは、胡瓜や夏苺、とうもろこしなどの夏の味覚を、郷土料理のエッセンスやフランス料理の調理技法を用いてアレンジ。アミューズのひとつ「胡瓜」は 、青森の伝統的な切り込みの技法を用いて旨味を引き出した鯵に、ヴィネグレットでマリネした胡瓜や紫蘇で爽やかさを加えた、夏らしい一品です。アペリティフから青森の風土と歴史が紡ぎ出す食体験が始まります。

■小前菜「いちご煮」

「いちご煮」とは、青森県南部地方の太平洋沿岸地域で受け継がれる郷土料理です。本来のいちご煮は、魚介の旨味が溶け込む白色の汁に、新鮮な雲丹と鮑の身が入った、素材を味わう潮汁です。そんな地域で親しまれる食文化を尊重しながら、お茶のジュレや貝出汁のムースなど、フランス料理の技法を用いて新たな一品へと昇華。簑原氏の手がける「いちご煮」は、濃厚な貝の旨みを感じながらも、あしらわれた青紫蘇のオイルと葉で、爽やかに味わえます。夏らしくも青森の食文化を活かした、心躍る一皿です。

■温前菜「イガメンチ」

津軽地方内陸部では烏賊を刺身にしたときに残るゲソを野菜とともに揚げた家庭料理「イガメンチ」が親しまれています。食材を無駄なく使うイガメンチは、津軽内陸部では貴重な海の幸を大切に食べる、津軽地方の食文化です。地元で大切にしている文化を尊重しながら、烏賊の胴体やゲソを余すことなく使用し、簑原氏らしいアレンジで、新たな料理に。生ハムの旨味を効かせたパプリカのピュレと、ビネガー、ハーブの香り豊かなチュミチュリソース(パセリや玉ねぎ、にんにくに青唐辛子などの香辛料が効いたソース)、食感のコントラストを楽しめる干し烏賊のチュイルで仕立てられた。サクッとした食感のコントラストを楽しみながら烏賊の香ばしさと旨味を存分に堪能できる一皿です。

渓流の瀬音が響くテラス
奥入瀬渓流の自然をイメージしたダイニング

フレンチレストラン「Sonore」では、渓流沿いのテラス席と奥入瀬渓流の自然をイメージしたダイニングで、渓流の自然に癒されながらゆっくりと食事を味わうことができます。渓流沿いに設けられたアペリティフを楽しむテラス席は、奥入瀬渓流を一望でき、瀬音を全身で感じられる、広々とした開放的なつくり。春の爽やかな新緑、夏の鮮やかな深緑、秋の錦絵のような紅葉、冬の幻想的な銀世界など、四季折々の美しさをゆったりと楽しめます。渓流の瀬音に耳を傾けながら、アミューズとシャンパーニュの奥深いマリアージュを味わう時間は、この上ない贅沢。 ダイニングにも、大きな窓を設え、新緑や紅葉、雪などの四季折々の景色が、時間が経つにつれてゆっくりと夜の暗さに溶け込んでいきます。奥入瀬渓流の美しい景色を眺めながらゆっくりと食事を味わい、特別なひとときを過ごせる空間となっています。

 

フレンチレストラン「Sonore」夏限定メニュー 概要

期間:2024年7月10日(水)~10月1日(火)
料金:1名 21,780円(税・サービス料込、宿泊料別)
予約:公式サイト(https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/oirasekeiryu/dining/6674/)にて3日前までに要予約
場所:星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル 西館1階
時間:17:30~21:00
対象:宿泊者(小学生以上)

 

「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」

所在地:〒034-0301 青森県十和田市大字奥瀬字栃久保231
電話 :050-3134-8094(星野リゾート予約センター)
客室数:187室・チェックイン:15:00/チェックアウト:12:00
料金 :1泊25,100円~(2名1室利用時1名あたり、税込、夕朝食付)
アクセス:JR八戸駅・青森駅から車で約90分(無料送迎バスあり・要予約)