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日本最古の森を飲む「奈良の森シロップ・サイダー」
中川政七商店と日本草木研究所がコラボレーション

1716年創業の奈良の老舗、株式会社中川政七商店は、食品ブランド「日本草木研究所」との初めてのコラボレーション商品として、“飲む、奈良の森林浴。”をコンセプトにしたシロップとサイダーを、2024年7月31日(水)から、中川政七商店オンラインショップおよび全国の直営店で販売しています。

「日本最古の森」とは、日本最古の人工林である奈良の森林で採取した香木のこと。中川政七商店の創業地・奈良県は、その総面積の76.8%を森林が占めています。また奈良県吉野地方は、約500年前に初めて人の手によって木が植えられた林業発祥の地でもあります。

中川政七商店は、奈良の森の豊かさや産地の文化を伝え残していくため、日本の里山に眠る多様な可食植物の収集と加工を行う「日本草木研究所」と初コラボレーション。奈良の山で採れた天然香木6種(吉野杉、吉野桧、赤松、クロモジ、モミ、大和橘)を原料に、日常の中で味わえる「奈良の森のシロップ」と「奈良の森のサイダー」として商品化。

自然との距離が遠くなってしまった現代に、奈良の森と人とを近づける、新たな体験と位置付けています。

森で深呼吸したような感覚になる、爽やかなシロップ

シロップの原材料は、吉野杉、吉野桧、赤松、クロモジ、モミ、大和橘と砂糖のみ。瓶を開けると、たおやかなスギの香り、森を感じるヒノキの清々しい香り、オレンジを思わせる削りたての赤松の香り、華やかで上品なクロモジの香り、グレープフルーツのような爽やかなモミの香り、そして鼻を抜ける大和橘(やまとたちばな)の青いフレッシュな香りが混じりあい、まるで森の中で深呼吸した時のような感覚へと誘います。味わいは、森の木々を連想させる爽やかな口当たりに、大和橘の果実の酸味とほろ苦い風味。甘すぎず、ひと口飲めば心がととのうような清涼感あるシロップです。

「奈良の森のシロップ」は炭酸水や水などで5倍に希釈して飲むほか、ビールや焼酎、ジンなどに加えるとカクテルとしても楽しめます。夏場は削った氷にそのままかけてかき氷シロップとして、粉寒天・上白糖・水で煮詰めてシロップを数滴加えて琥珀糖に、また寒天状に固めてフレッシュな柑橘を添えたフルーツゼリーにも使える万能シロップです。

「奈良の森のサイダー」は炭酸で5倍希釈したものを瓶詰めしているので、そのままで楽しめます。奈良の草木と鹿が描かれたオリジナルパッケージは、ギフトにもぴったりです。

価格:奈良の森のシロップ 2,808円(250ml・5倍希釈用)、奈良の森のサイダー 788円(200ml)
取扱店舗:中川政七商店オンラインショップ、中川政七商店 直営店、茶論 奈良町店、奈良御菓子製造所 ocasi
特集ページURL:https://nakagawa-masashichi.jp/shop/e/ev0634/
※日本草木研究所のオンラインショップではお取扱いなし。

直営店ではオリジナルドリンクメニューも

中川政七商店が展開する奈良の直営店では、シロップを使用したオリジナルドリンクも同時発売。茶道ブランド「茶論」で提供するのは、奈良産やまとみどりの新茶を低い温度でゆっくり蒸らし、「奈良の森のシロップ」と氷で仕上げた冷煎茶。みずみずしい若葉の風味と奈良の森の爽やかな香りを残しつつ、清涼感ある味わいです。菓子店「奈良御菓子製造所 ocasi」では、奈良産シングルオリジンの和紅茶に「奈良の森のシロップ」を加え炭酸とあわせたティーソーダを楽しめます。和紅茶の優しい香りと柔らかな甘みの中に、奈良の森を感じさせる凛とした後味が特徴です。

茶論 奈良町店
奈良の森 冷煎茶 1,210円(イートイン)、800円(テイクアウト)
https://salon-tea.jp/

奈良御菓子製造所 ocasi
フォレストティーソーダ 600円(イートイン)、589円(テイクアウト)
https://ocasi.jp/

 

【ホームページ】
日本草木研究所:https://nihonkusakilab.com/
中川政七商店(なかがわまさしちしょうてん):https://nakagawa-masashichi.jp/