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市民ライターが20のキーワードで群馬県太田市の魅力を紹介
ガイドブック「OTA magazine Vol.5」発刊

「OTA magazine vol.5」表紙

群馬県太田市が市民ライターとともに最新のまち歩きを提案する「OTA magazine Vol.5」が発刊されました。5冊目となる今号では、初めて市民ライターが編集長をつとめ、20のキーワードを通して市の魅力を紹介しています。

太田市民が作る、太田市のガイドブック

これまで、プロの編集者やライター、デザイナーなどを講師に迎え、まち歩きや雑誌づくりのノウハウを学びながら市民とともに作り上げてきた「OTA magazine」。雑誌づくりに参加した市民ライターは延べ71人になり、それぞれの個性を生かして太田の魅力を伝えてきました。行政が出すガイドブックとはひと味違う、まちを知る市民独自の視点でまち歩きを提案してくれるのが本雑誌の最大の特徴で、太田らしさを伝える雑誌として高い評価を受けています。

今号では、13人の市民ライターが制作のためのワークショップに参加。太田市が合併して20周年を迎えることから、「20年後に残したい太田の〇〇」などをテーマにアイディアを出し合い、うち3名が取材・制作に参加しました。

また、ワークショップを通し、vol.1〜4の制作に携わった太田市在住のフォトグラファー・キラユキエさんが、市民ライターとしてはじめて編集長に就任しました。

Vol.5のテーマは「太田の20」

2025年3月28日に、1市3町(太田市・尾島町・新田町・藪塚本町)が合併して20周年を迎える太田市。20周年記念号でもある今号では「太田の20」をテーマにまちの魅力を紐解きます。

主な掲載内容

・アートが身近にある幸せなまち
・太田のこれからのものづくり
・made in 太田のイイモノたち(ふるさと納税返礼品カタログ)
・太田が生んだクラフトビール

ふるさと納税カタログで「ものづくりのまち」としての太田市も紹介

表紙は新キャラクターNEOTA(ネオタ)

今号では、20周年を記念して誕生した新キャラクターNEOTAが表紙を務めました。モチーフは、江戸時代に新田岩松氏のお殿様が描いた「新田猫」。「NEO」(ギリシャ語で“新しい”の意味)と「OTA」をかけ合わせた名前のとおり、太田のこれからを盛り上げるべく、今後様々なシーンで活躍していきます。

編集長を務めたキラユキエさんは、「Vol.5の編集長を務めたキラです。OTA magazine Vol.1〜3の制作に携わった市民ライターの仲間たちの力を借りて5冊目が完成しました。太田の魅力が詰まったこの1冊を片手に、まちを歩いてもらえたら嬉しいです」とコメントしています。本誌は、太田市ホームページからご覧いただけるほか、市役所本庁舎や行政センターなど、市内各公共施設で配布(無料)しています。

OTA magazine Vol.5(太田市HP)
https://www.city.ota.gunma.jp/site/kankou/1569.html
制作:スターツ出版株式会社
編集:キラユキエ、小川尚子、古川誠
撮影:佐野学、キラユキエ
参加市民ライター:ワークショップ参加:13名、取材・制作参加:3名