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カカオハスクと山椒七味をお米と一緒に発酵
チョコレートの原始をモチーフにした「猪口酒 -しょこらっしゅ-」発売

猪口酒 -しょこらっしゅ-

株式会社haccobaが2021年2月に立ち上げた酒蔵「haccoba -Craft Sake Brewery-」(ハッコウバ クラフトサケブルワリー)から、チョコレートの原始といわれるカカオ飲料“ショコラトル”をモチーフにしたSake「猪口酒 -しょこらっしゅ-」が発売されました。11月10日(日)には、紀ノ国屋渋谷スクランブルスクエア店にて、発売記念POPUPの開催も予定しています。

垣根を超えた酒づくりで、日本酒のフロンティアを切り拓く

かつて日本では、各家庭で多様な原料をつかった酒づくり「どぶろく」を楽しんでいた時代があったといいますが、明治時代には酒づくりが免許制となり、自由な酒づくりが難しくなりました。株式会社haccobaは、かつての自由な酒づくりこそが発酵文化の源流であると捉え、ジャンルを超えた酒づくりを追求することで、つくる楽しさを分かち合います。

haccoba のメンバー(背景:haccoba 浪江醸造所)

クラフトメーカーが手を組み、未利用資源を循環させるものづくり

クラフトメーカーとしてプロダクトを製造する際にどうしても生まれてしまう粕(かす)。例えば、酒蔵の場合はお酒を搾った際に出る「酒粕」。Bean to Barチョコレート(カカオ豆からチョコレートバーになるまで一貫して製造を行うこと)のファクトリーの場合は、カカオ豆の外皮である「カカオハスク」。製造時に出てしまう未利用資源を活用したプロダクトを開発することで、新たな付加価値が生まれていくことを期待し、今回の「猪口酒 -しょこらっしゅ-」や「酒粕ガトーショコラ」などが誕生しました。

カカオハスク ©Dandelion Chocolate Japan

「猪口酒 -しょこらっしゅ-」について

猪口酒 -しょこらっしゅ-

チョコレートの原始といわれ、薬のような役割でも飲まれていたカカオ飲料“ショコラトル”。カカオをすり潰したものにスパイスなどを入れてつくっていた当時の製法をモチーフに、日本らしい表現で挑戦した結果、「猪口酒 -しょこらっしゅ-」が誕生しました。

Bean to Barチョコレートのファクトリー&カフェであるダンデライオン・チョコレートから提供されたカカオハスク(カカオの外皮)や、バニラビーンズ、そして八幡屋礒五郎の山椒七味を隠し味に、お米と一緒に発酵しました。チョコレートを製造するときに出る未利用資源・カカオハスクは、赤いベリーのような果実味が感じられる「マヤ・マウンテン, ベリーズ」のものを使用。カカオの香ばしくもフルーティーな香り、麹の甘みが広がり、カカオ由来のビターさや山椒七味のキレで、甘すぎない大人のチョコレートドリンクに仕上がりました。冷やしたり温めたり、様々な温度帯で楽しむことができる一品です。

【商品概要】
猪口酒 -しょこらっしゅ-
・販売予定価格:2,750円(税込)
・内容量:500ml/本
・発売日:2024年10月11日(金)
・販売期間:2024年10月〜売切次第終了
・販売チャネル
haccoba オンラインストア:https://haccoba.com/
haccoba 小高駅舎醸造所&PUBLIC MARKET:12時〜17時(月曜休み)
その他取り扱い店一覧:https://note.com/haccoba/n/n48a9ad45d07f
・商品詳細URL:https://haccoba.com/products/chocolat-shu