
千葉県南房総市でサトウキビからラム酒までを一貫生産しているペナシュール房総株式会社が、ラムリキュールブランド「黍とそ-KIBITOSO-」を立ち上げました。本ラムリキュールブランドは、日本ではまだ認知が低いラム酒をもっと手軽に楽しんでもらうためのプロジェクトとしてスタートしました。
黍とそ-KIBITOSO-とは
「黍とそ」の由来は、ラム酒やサトウキビを表現する「黍(きび)」と日本古来のリキュールと言われる「屠蘇(とそ)」から名付けられています。ペナシュール房総の製造拠点「房総大井倉蒸溜所」では、自社製の様々なラム酒をベースにスパイスや薬草、フルーツなどを使い浸漬や蒸留を行うことで風味を引き出し、そこに甘味を加えることでオリジナリティの高いリキュールを製造しています。
ペナシュール房総のラム酒
ペナシュール房総では、自社農園「Kibilab.FARM(きびラボファーム)」で生産するサトウキビを使用したアグリコールラムをはじめ、日本独自の製糖の過程で得られるモラセスを原材料としたトラディショナルラムやカリブの一部地域でしか造られていないハイエステルラムなど、小規模ながらも様々なタイプのラム酒を製造。IWSC(International Wine and Spirit Competition)でのGOLD受賞や、フランスのGault et Millauで「ラムに携わる世界の15人」として紹介されるなど世界的にも評価されています。


KIBITOSO商品のご紹介
FALERNUM(ファレナム) KIBITOSO-Elixir de BOSO- 15.5°/ 700ml

黍とそ-KIBITOSO-として初リリースとなった商品が、ラム酒誕生の地と言われるバルバドス島をルーツとするラムベースのリキュール「FALERNUM(ファレナム)」。トロピカルな雰囲気を持つ「Tiki(ティキ)カクテル」などに使用されるアイテムで、ライムピールやローストアーモンドをベースに各種スパイスを加える伝統的なリキュールです。
ペナシュール房総では、このファレナムに様々なお酒との相性を意識して独自のアレンジを加えることで、プロの現場のカクテルはもちろんご家庭などでの日常的なお酒シーンでも気軽に楽しめる1本としてレシピを設計しました。ウイスキーソーダやビール、焼酎などに少量加えることで、程よい甘さと香りがプラスされたお手軽Tikiカクテルに変わります。また、そのままソーダアップすることで、低アルコールドリンクとしても楽しむことができます。
オンラインショップ:https://rhumboso.stores.jp/items/66e6938f24c2f47a3b2c9fba
BiwAMARETTO KIBITOSO-Elixir de BOSO- 30°/ 700ml

第2弾としてリリースされたのが、南房総名産の「房州びわ」の種を使った「BiwAMARETTO(ビワマレット)」。南房総の各家庭で伝統的につくられる枇杷の種の焼酎漬けをヒントに、杏子の種を使用するイタリアのリキュール「アマレット」風にアレンジした商品です。
自社のラム酒「BOSO Rhum Fleur-花-」に、規格外や製菓に使用された房州びわの種を6ヶ月浸漬して香りの成分である「ベンズアルデヒド」を抽出したものにトンカ豆やブルボンバニラなどのボタニカルを追加して、自社製造のカラメルと蜂蜜で甘味がつけられています。魅惑的な香りと優しい甘さに仕上げたアマレット風リキュールは、通常のアマレットとしての使用の他、ストレートやロックでもその魅力を感じることができます。
なお、枇杷の種に含まれるアミグダリン(シアン化合物)に関しては、蒸留や加熱処理を行いできる限りを除去し検査機関にて検査済みです。
オンラインショップ:https://rhumboso.stores.jp/items/6794347b044f8904b44436d4