ニュース

浦和クラフト焼売専用
高校生が作る「赤い柚子胡椒」発売

赤い柚子胡椒「16才の柚子胡椒 of the REDS」

埼玉県さいたま市緑区の見沼田んぼで唐辛子を栽培している十色とうがらしファームと、城北埼玉高校がコラボして作る「16才の柚子胡椒」から、赤い柚子胡椒「16才の柚子胡椒 of the REDS」が発売されました。

この赤い柚子胡椒は、豚組が生産・販売する「浦和クラフト焼売」に合う調味料として、浦和の赤をイメージしたレシピの考案から収穫、柚子胡椒の製造まで、すべて高校生が行なっています。
※少量生産のため浦和クラフト焼売のWebショップ限定販売

16才の柚子胡椒 of the REDSの特徴

城北埼玉高校が管理する埼玉県毛呂山町の柚子畑で採れた「桂木ゆず」と、十色とうがらしファームが生産する唐辛子「スコッチボネット」を使用した、柚子の香りが高くフルーティーでしっかりとした辛味がありながらもほんのり甘みを感じる柚子胡椒。浦和の赤をイメージした真っ赤な柚子胡椒となっており、浦和クラフト焼売の肉々しい味わいを引き立てます。

日本最古の栽培柚子として知られる桂木ゆずを完熟させ、黄色くなった実だけを使用。バニラの香りの主成分である「バニリン」を多く含むことで、甘い香りが強く味が濃いのが特徴です。

毛呂山町の「桂木ゆず」

唐辛子にはジャマイカ原産の「スコッチボネット」をチョイス。ジャークチキンはスコッチボネットがないと作れないと言われるほど、辛味に加えフルーティーな香りと甘さを兼ね備える香り豊かな唐辛子です。ハバネロの次に辛いといわれるほどの辛味があるそう。

十色とうがらしファームの「スコッチボネット」

開発の経緯

2024年より埼玉県さいたま市浦和を中心に販売中の「浦和クラフト焼売」の生産者である株式会社グレイス 代表取締役の國吉貴之さんが、赤い柚子胡椒を作るため市内の「十色とうがらしファーム」を訪問したことが開発のきっかけです。

さいたま市見沼 十色とうがらしファームの農園
農園で栽培されているとうがらし①
農園で栽培されているとうがらし②

以前より「十色とうがらしファーム」と共に、校外活動の一環として柚子胡椒を開発に取り組んでいたのが「城北埼玉高校」。その城北埼玉高校の柚子胡椒プログラムに「浦和クラフト焼売」も加わり、特別バージョンとして赤い柚子胡椒を共同で開発することになりました。

試作した柚子胡椒を囲んで試食
5種類の試作品
焼売との相性も確認

開発を担当した高校生の言葉

まず、この柚子胡椒制作の依頼をいただいた時、浦和レッズサポーターの1人として、すごく嬉しかったです。この柚子胡椒は、試合の時にレッズサポーターが集まる『ゴール裏の少しピリついているけどワクワクするような雰囲気』を想像しながら作りました。そして、もともと黄色の柚子胡椒を少しでも赤に近づけるように何度も試作をして、焼売に合う柚子胡椒ができました。焼売が好きな人、浦和が好きな人、辛いのが好きな人は是非お試しください!
(城北埼玉高校1年生 平田晃基くん)

浦和クラフト焼売とは

浦和初のクラフトビール醸造所「U.B.P BREWERY」、障害のある方が主役として働く浦和発の椎茸農家「アスタネキッチン」、銘柄豚に徹底的にこだわってきた豚肉料理専門店「豚組」の3社がコラボした特製のジャンボ焼売です。

浦和在住の女性デザイナーによるロゴ
浦和クラフト焼売

厳選した銘柄豚の力強い味わいに、濃厚な椎茸の旨味と食感をプラスし、旨味、肉感、食感に徹底的にこだわった手作り焼売です。

こだわり1:銘柄豚は一般的な豚と違い、モモ・ウデという部位が売れ残りやすいことが課題になっています。この焼売では、売れ残りやすいモモ・ウデに加え、バラの3種の部位を使用することで、銘柄豚の生産者を応援しています。

こだわり2:モモは細かめにミンチ、ウデは超粗挽き、バラは8mm角切りとし、絶妙な配分で混ぜ合わせることで、肉感溢れる食感にこだわりました。

こだわり3:椎茸は笠の部分を角切りにし、軸の部分も無駄にしないよう粉末化して、余すところなく使用しています。

こだわり4:天然の素材にこだわり、中華調味料は一切使用していません。味付けはうま藻・醤油・塩・こしょうのみ。豚肉と椎茸の旨味を強く感じられるよう、調味料をギリギリまで削減しました。

肉と椎茸以外は少量の玉ねぎを使用するのみです。身体にも社会にも優しい、本格的な肉の味がする焼売に仕上がっています。

豚組が浦和クラフト焼売を作っている理由

豚組の代表である國吉さんは浦和に25年以上住んでおり、同じく浦和在住の友人の縁から浦和初のクラフトビール醸造所「U.B.P BREWERY」の要望にこたえ、「ビールに合う焼売」としてスタートしました。浦和ならではの食材として、障害のある方が働きながら復職を目指すことを目的に椎茸を生産している「アスタネキッチン」の菌床しいたけを使用することで、ビールに負けない肉と椎茸の旨味たっぷりの焼売が完成。地元の繋がりを大切にし、焼売が浦和の名物のひとつになることを目指しているそうです。

【商品概要】
浦和クラフト焼売 with「16才の柚子胡椒 of the REDS」
価格:2,700円(焼売10個入り・柚子胡椒30g・税込)
販売日:2025/2/26(水)
Webショップ:https://urawashumai.handcrafted.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/urawa.craft.shumai/

少量生産のため、浦和クラフト焼売のWebショップでの限定販売となります。
また、今後Instagramで発表される浦和クラフト焼売の出店イベントで限定販売する場合があります。