
株式会社Kokageが、naturadistill川内村蒸溜所から日本独自の自然の香りを追求した「naturadistill固有種蒸溜酒」を2025年3月12日(水)にレギュラー商品として発売しました。
株式会社Kokageは、2024年11月2日に初仕込み品である「naturadistill固有種蒸溜酒 FIRST BATCH」を発売。今では代表作となった「naturadistill固有種蒸溜酒」が、3月からついにレギュラー品となって登場します。
森林の空気を思わせる凛とした香りに、繊細に広がる柑橘系の香り。その確かな風味にリピーター購入が絶えず、お酒好きの方だけでなく、バーや飲食店、川内村に住む地元の方々など、すでに多くの人から愛されるお酒になっているそうです。
今回発売するレギュラー品の「naturadistill固有種蒸溜酒」は、キーボタニカルである「かやの実」をはじめとした5種のボタニカル構成はそのままに、蒸留工程を微調整し、さらに香り高く仕上がりました。2025年3月12日(水)から自社ECサイトや全国の酒販店で順次発売されます。
レギュラー商品の発売に向けて、小規模ながらも安定して多くの方に届けられるよう生産体制を整えてきた当蒸留所。現在、卸売業者、酒販店、飲食店等の新規取引先も募集しているとのことです。
SAKE AWARD決勝ラウンド進出 「世界で戦える酒」としても高く評価
2025年2月17日(月)から2月20日(木)に、『Industry Co-Creation(ICC)サミット FUKUOKA 2025』内で開催された「SAKE AWARD」に初出場。世界で戦えるSAKEを日本から生み出すことを目指す本大会で、出場した11の酒蔵の中から見事予選を通過し、決勝ラウンドに進出。美味しさ、製法へのこだわり、ブランディング、想いへの共感といった観点から高く評価され、酒のスペシャリストや酒を愛する審査員たちから「世界で戦える酒」としても認められました。

「naturadistill固有種蒸溜酒」について
日本独自の自然の香りを追求した、naturadistillの代表作となるジンです。島国である日本、国土が南北に長く標高差もあることから、国内に多くの固有植物が存在します。それらをボタニカル(蒸留酒の香りの素材)に採用し、減圧蒸留で植物の繊細な香りを抽出しています。
ボタニカルには、古来から日本に存在する4種類と、ジュニパーベリーを使用。森林の空気を思わせる凛とした香りと、柑橘系の香りを併せもつ固有植物「かやの実」をキーボタニカルに、橘、クロモジ、ニオイコブシを合わせ、爽やかで心安らぎ、気分を前向きにしてくれるようなジンに仕上がっています。
【商品概要】
naturadistill固有種蒸溜酒
内容量:500m
アルコール度:47%
ベースアルコール:ニュートラルスピリッツ(サトウキビ由来)
ボタニカル:かやの実、橘、ジュニパーベリー、クロモジ、ニオイコブシ
おすすめの飲み方:ジントニック
品名:ジン
品目:スピリッツ
販売価格:¥4,980(税込)
発売日:3月12日(水)
オンラインストアの商品ページ:https://naturadistill.com/products/固有種蒸溜酒

naturadistill川内村蒸溜所について
福島県双葉郡の中西部に位置し、阿武隈高地の裾野にある自然豊かな村として知られる川内村にある、元薬店倉庫を改装した小さな蒸留所です。2024年11月にオープンしました。
福島県内で唯一、上水道施設がなく、全世帯が地下水をポンプでくみ上げて生活している川内村。面積の90%を占める山林が豊かな地下水を育んでおり、村内を歩くとそこかしこで清らかな水の流れに出会います。当蒸留所は、この豊かな水の恵みをいただきながら、日本固有の素材を活かしたジンを製造しています。
蒸留には、世界でもまだ珍しい、減圧・常圧どちらも可能なオーダーメイドの国産ステンレス製蒸留器を採用。素材ごとに一番良い香りを抽出できる温度で個別に蒸留し、後からそれぞれの原酒をブレンドして完成させる製法をとっています。


2025年6月には蒸留所2階にレストランバーがオープン予定。ここでしかできない食体験を提供し、実際に足を運んでもらえるような場所としての展開を目指しているそう。海外輸出も視野に入れ、川内村から福島の魅力を世界に発信することが目標とのことです。
